霧島温泉と霧島神宮

霧島温泉と一口にいってもそれは一つの温泉を示すのではなく、霧島山の中腹に点在しているたくさんの温泉群のことをいいます。「霧島温泉郷」とも呼ばれて「硫黄谷温泉」「明礬温泉」「新潟温泉」「関平温泉」「栄之尾温泉」「林田温泉」「丸尾温泉」「栗川温泉」などがあります。それは高千穂を中心に標高600メートル~850メートルのところに温泉が湧きあがっているということでもありますね。
明治以降には存在していた温泉郷も、鹿児島県から通じる道は悪かったので温泉まで行くのには苦労があったといいます。その後湯治客が多くなったのは大正3年から。道路が整備されてから多くの人々が訪れるようになった、と言われています。
霧島温泉の泉質では、「硫黄線」「単純温泉」などとなっているようです。泉温は36度~97度で、神経痛・筋肉通・関節痛・疲労回復・五十肩・冷え性・切り傷・胃腸病・打ち身・痔疾などに効果があるとされているようです。
近くの観光では「霧島神社」がありますが、かつては日向の国にあった神社です。それは霧島神宮の旧社名でもあるということですね。
「霧島神社」は霧島山の神を祀ったもので、もとは霧島山の山頂付近にあったのですが、霧島山の噴火により現在の位置に移されたといいます。分社されたもので、霧島岑神社・東霧島神社・霧島東神社・霧島神宮があります。
霧島神宮は、霧島山の噴火でたびたび火災に遭いましたが、それ以来山の中腹へと移ってきたということです。境内は荘厳で美しく、そして「温かさ」を感じる人が多いといわれます。参拝には朝霧がかかっている時間がもっと感動的でおすすめです。
また、パワースポットとして天孫降臨の地で「霧島神宮の址地」というところがありますよ。山の中をずっと行けばビジターセンターがあり、鳥居も見えてきます。階段を上っていけば霧島神宮古宮址にたどりつきますが、古宮址は階段と大きな鳥居が印象的で、背後には高千穂峰が望めるということです。古宮址でも中央の少し小高いところには、斎場が祀ってあり大きな岩が置いてあり、ここから中岳も望め、近くの散歩道を散策することもできます。